偏頭痛の発作が起こる場所について考えたことはありますか？
例えば、会社などの特定の場所で偏頭痛の発作が起こりやすいとか、自宅に帰ってくると必ず痛みが出てくるなどです。
偏頭痛は特定の場所に行くと症状がでるということがあるのです。
特定の場所で偏頭痛の発作が起こる理由
偏頭痛が起こるメカニズムは現代の医学では正確に分かっているわけではないのですが、その中の一つとして「血管説」があります。
これは何らかの理由で血管が拡張し周囲にある三叉神経に血管が触れるために痛みが起こるという現象です。
このような血管が拡張する場面が特定の場所にいる時に起こりやすいという方も多いと思いますが、偏頭痛は特定の場所にいくと症状が出るケースがあるのです。
私の場合は会社に行くと必ず偏頭痛の症状が出ていました。会社で特にミスをしたとか、上司に怒られるような環境ではなかったのですが、毎朝出勤すると偏頭痛の発作が起こるのです。
そのため、朝食を食べた後は必ず予防薬を服用するようにしていましたが、予防薬を飲み忘れてしまうと激しい痛みに襲われ、仕事にならないということもよくありました。
また、私の知り合いで偏頭痛に悩んでいる人は仕事が終わって自宅に帰ると必ず偏頭痛の症状が出るといっていました。
このように特定の場所で偏頭痛の発作が起こるという現象には理由があり、その中でも一番大きいのが「ストレス」です。
会社でストレスが溜まる状態になったり、自宅でストレスから解放された時などに偏頭痛の発作が起こってしまうのです。
ストレスによる偏頭痛
ストレス（緊張する場面）から解放された時や、疲労、空腹などの場合血管が拡張しやすくなるので、偏頭痛の症状が起こります。
また、ストレスを感じるとホルモンバランスが崩れるので血管が拡張し始め偏頭痛の症状が起こりやすくなると私は医師から注意されました。
確かにストレスは溜まりやすい環境でしたが、こんなにも大きく偏頭痛と密接に関連しているとは思っていなかったので、いつも予防薬を服用したりしてごまかしていました。
ところが、会社を退社し、別の会社に再就職したところ偏頭痛の発作に襲われることが無くなったのです。
再就職した会社は環境がすごく良く、緊張するようなことが少ないためだと実感していますが、私のように職場環境を変えるだけでも偏頭痛の発作が治まったという人は少なくありません。
ストレスは目に見えないものなので非常に分かりにくいのですが、特定の場所で偏頭痛の症状が起こるのは、ストレスが溜まっている時やストレスから解放された時です。
日頃からストレスを解消する対策を練ることで薬に頼らなくても症状は改善することがありますので、ぜひ軽い運動や生活習慣、食習慣を見直しストレスを軽減させる生活を送って下さい。
